研修企画趣旨
会計はビジネスの言語です。ビジネスの成否を測るのは「儲け」です。
儲けの指標の代表格は会計上の利益です。
そのためには損益計算書(PL)と貸借対照表(BS) の深い理解が必要です。
演習を通し理解を深めていきます。【財務会計】
固定費と変動費の概念も利益を出す方法を考えるときに非常に重要になります。【管理会計】
さらに、投資とリターンに関する考え方に関しても触れていきます。
会計と財務の基礎がないと、マーケティングや競争戦略で導き出されたビジネスコンセプトも定量的に検証していくことができません。
ビジネスパーソン必須のコースと言えます。
2日間で全くの入門者を、簡単な財務分析ができるレベルにすることがこの研修の目的です。
研修効果
研修受講後には、参加者は下記を習得します。
- BS(貸借対照表)、PL(損益計算書)、CS(キャッシュフロー計算書)の財務3表を理解する。
- 売上総利益、営業利益、経常利益、純利益の違いを理解できている。
- 貸借対照表の骨格を理解し、左右が同じ金額になることが説明できる。
- キャッシュの流れと利益の増減のメカニズムが理解できている。
- 簡単な財務分析ができる。
- 貸借対照表のマネジメント(資産管理)ができるようになる。
- 損益計算書のマネジメント(利益管理)ができるようになる。
- 会計をマネジメントのツールとして使えるようになる。
スケジュール
1日目 | |
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AM | 会計概論 会計とは 会計の歴史・法体系 損益計算書 骨格の理解と見方 会計上の利益の違いを理解 |
PM | 貸借対照表 複式簿記の考え方 骨格の理解と見方 勘定科目の理解 事業戦略 財務3表の作成演習1 企業活動のシミュレーションに基づき、記帳・決算をする( 損益計算書・貸借対照表) |
1日目 | |
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AM | 財務3表の作成演習2 企業活動のシミュレーションに基づき、記帳・決算をする( 損益計算書・貸借対照表) キャッシュフロー計算書 |
PM | 財務分析の基礎 ROAとROE 貸借対照表のマネジメント 投資効果の考え方を理解 資金調達の方法 損益計算書のマネジメント 利益の生まれるメカニズム |
プログラムベース理論
会計戦略:PLやBS といった財務諸表を通してビジネスの戦略を練る。
財務戦略:いかに効果的に投資をしていくかを考える。
企業の投資の基本・・・プロダクトライフサイクルと固定費・変動費