経営者の悩み
使い勝手も良いし、他社の商品に比べて機能はいいはずだ。
営業はがんばっているみたいだけど何か効果的じゃないような気がする。
営業全体がもどうも行き当たりばったりで、営業会議の話を聞いていても毎週同じような話の繰り返しで進歩しているような感じがしない。
営業マネジャーもとにかく客先をまわって「売ってこい」と言うだけに見える。かといって何をすればよいのか・・・
しっかりしたマーケティングのベースの上に良い商品は売れる
ビジネスではいいものが必ず売れるとは限らないのです。
いいものをつくる(イノベーション)のがビジネスの前提ですが、それだけではなくしっかりと良さを顧客に伝えないと(マーケティング)売れません。
特に現在のように成熟市場では、同じような商品がたくさんあり、顧客はどれを選んでいいのかわかりません。
新商品が出てきてもどのように使い、そのメリットは何かは顧客にはわからないことが多い のです。
徹底的な顧客志向が重要
ではどうしたら良いのか?
まずは顧客の立場から商品やサービスを考え、感じてみることです。
顧客にどのような価値を提供しているのか、そしてどんなシチュエーションで顧客はその価値を享受しているのかを 明確にすることです。
例えばデータベースのシステムを販売する会社なら、いかに顧客がそのデータベースを使うことにより、どれだけ売上げが増えるか、あるいは、再契約の率が高まるかというメリットを十分に伝えなければなりません。
いくら処理が他社より速いだとか、コンパクトであるとか伝えてもメリットが曖昧では顧客の心には届きません。
これからは、顧客の感覚をもった、言い換えるとマーケティングのセンスをもった営業 が必要なのです。
それがソリューション・セリングというこれからの営業スタイル です。
営業力アップは「顧客と徹底的に向き合う」ソリューション・セリングのスタイルに変えることです | ||
買う理由をしっかりと理解する 「売る」という行為自体は主体は売り手にあります。 |
学びなき営業は同じ失敗の繰返し
自分の営業アプローチの成功や失敗を通して、常に新しい情報を収集したり、
顧客の考えていることを理解しようという姿勢を営業はもっていますか?
営業活動の失敗は必要な糧です。
問題は、何も情報や知恵を得ないことです。 ソリューション営業への転換進化する営業部隊への転換
ソリューション・セリングは顧客との対話から進化する営業スタイルです |
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